タワーマンション






令和5年3月定例会予算特別委員会
◆岡崎委員 予算書の253ページ、常備消防施設整備費についてお尋ねいたします。
 3年後に、駅前に23階建てのタワーマンションが建つとお聞きしております。いよいよ呉市にタワーマンションが建つということですけれど、1つ気になりますのが、呉市に今あるはしご車は何メートルで、何階建てまで届くんでしょうか。お尋ねいたします。

◎上瀬警防課長 呉市のはしご車の高さなんですけれども、35メートルとなっております。届く建物の階数ですけれども、おおむね11階となっております。11階から12階、13階になると厳しいということです。

◆岡崎委員 呉市内にも高い建物がありまして、容積率の関係なんか、14階建てぐらいが多いんかなと思います。今のマンションだったら対応できるんですけれど、さすがに23階になりますと、足らないんじゃないかなと思うわけでありまして、今後どうするかというのをお尋ねしたいんですが、はしご車とかポンプ車の装備を強化されるのか、あるいは23階まで駆け上がる特別な訓練を予定されているのか、案がありましたら教えてください。

◎上瀬警防課長 高層建築物に対する消防活動に関する質問だと思います。
 これについてなんですけれども、高層建築物は、そもそも建築の際、消防法でいろんな消火とか避難に関する設備が厳しく定められております。ですから、実際の災害については、これらの設備を活用して対応してまいりたいと思います。

◆岡崎委員 それでも火災が起きたとき、アメリカの映画なんかを見ましたら、ヘリコプターが救助をしに来たりしておるんですけれど、こういったヘリコプターによる救助というのは想定されておりますでしょうか。


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◎上瀬警防課長 ヘリコプターでの消火活動というのは、現在、広島県のほうの防災ヘリでは、そういう建物についての消火というのはできないようになっております。

◆岡崎委員 ですから、今度のマンションは分からないんですけれど、屋上に避難したらロープでつり下げるとかということは考えられるんでしょうか。お尋ねします。

◎上瀬警防課長 屋上に避難した住民の方とかそういったことを、つり上げにより避難させることは可能です。

◆岡崎委員 そこでなんですけれど、今、たしか夜間は飛行できなかったんじゃないかと思うんですけれど、その辺はどうなんでしょうか。

◎上瀬警防課長 防災ヘリのほうは、日没から日の出までは飛行できなくなっております。

◆岡崎委員 夜に火災が起こることがあるかも分かりませんので、そこは今後ぜひ検討していただきたいし、もし夜飛ぶんだったら、今度、着陸するのは、一番いいのは国立病院機構呉医療センターのところに着陸すれば、高さ的にもちょうどいいんじゃないかと思います。ただ、国立病院機構呉医療センターのほうも夜間飛行できるようになっておりませんので、まだ先なんですけれど、そういったものもお考えいただければと思います。消防団のほうでも、65ミリのホースを担いで23階まで駆け上がる体力をつけてもということを提案してまいろうと思いますので、ぜひ今後も安心・安全な呉市のために頑張っていただきたいと思います。
 以上で終わります。