禹長春
平成28年3月予算総体質問
◆(岡崎源太朗議員) 来年、朝鮮通信使国連記憶遺産登録と、もしなった場合、国内外から多くの観光客が呉市に来られると思います。呉市でお育ちになり三津田高校出身の禹長春博士は韓国の教科書に載っておりますので、韓国の方と話が弾むと思われます。ここで、韓国からの観光客に備えて、禹長春博士の功績を呉市民に知っていただく必要があるかと思うんですが、計画とかありましたら教えてください。
◎文化スポーツ部長(末重正己) 議員御案内の禹長春氏は、明治31年に朝鮮の軍人と日本の女性との間に呉市で生まれ、大正5年に県立呉中学校、現在の呉三津田高校を卒業し、東京帝国大学農科大学実科、現在の東京農工大学を卒業されておられます。戦後の混乱期に韓国からの招きに応じて、農学博士として恵まれた境遇を捨て韓国へ渡られ、大根や白菜の種子の改良の研究をされました。その結果、韓国において種子の自給体制が整い、韓国近代農業の父、あるいはキムチの恩人として韓国では大変有名な方でございます。禹長春氏の活躍は、これまでに何度か日本のテレビや雑誌にも取り上げられたこともございます。今回のユネスコ世界記憶遺産登録を機に、呉市にゆかりが深く、日韓のかけ橋となった禹長春氏の人物像を調査研究してまいりたいと考えております。
◆(岡崎源太朗議員) ありがとうございました。あとは要望で終わりますが、禹長春博士のお嬢様は稲森会長の奥様でございます。ですから、もし韓国の方がJALで来られたら、乗ってこられた飛行機は呉出身の禹長春博士の娘婿さんの会社なんですよと言えます。もし韓国の方がauの携帯を持っておられましたら、お手持ちの携帯は呉出身の禹長春博士の娘婿さんの会社ですよと言えます。パソコンを持っておられましたら、そのパソコンの部品の水晶振動子は呉出身の禹長春博士の娘婿さんの会社がつくっているんですと話ができます。国際電話をかけられておったら、KDDIは、あるいはソーラーパネルは以下同文なんですが、話がどんどん進んでいくのではないかと思います。
また、私は禹長春博士のお父様を大変尊敬しております。禹範善さんといいますが、朝鮮の方は不思議な民族で、軍隊を持っておりませんでした。でも、それでは国の維持ができないので、日本が朝鮮人の独立国、大韓帝国をつくったときに軍を組織して、そのときの指揮官が禹範善さんです。当時、大韓帝国のお姫様が朝鮮半島を丸ごとロシアに売ろうとしていたので暗殺して、朝鮮半島のロシア化を防いだ方だそうです。もし朝鮮半島がロシアになっておりましたら、恐らく釜山に世界最強のロシア陸軍と世界最強のバルチック艦隊が集結して、日本はすぐにロシアに占領されて、白人支配の世界が続いていたかもわかりません。禹範善の墓は、呉市にあります。禹長春博士三代が世界を変えて、今もハイテクで世界を支え続けていただいております。どうか呉市の誇りとして、日韓のかけ橋として語り継いでいただければと思います。日韓が父母の国として世界の柱となることを祈念申し上げて、予算総体質問を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手)
平成26年度予算委員会
◆岡崎委員 呉は姉妹都市も締結しておりますし、朝鮮通信使という歴史、そういった施設もございます。ですから、日本でも呉は韓国に随分近い都市だなと思うんですが、もう一つ関係の深い人が実はおられまして、紹介したいんですが、禹長春という方がおられまして、この方は韓国では知らない人がいないと言われるぐらいで、農業博士、種なしスイカを開発したと言われとる方で、実はこの方が呉の出身で、三津田高校の出身の方であります。この方が、実は昔朝鮮半島では大根とか白菜は種をいつも中国から買っておったんですが、それを日本の種と中国の種をかけ合わせて自給自足をできるようにした、ですから今大根キムチ、白菜キムチが食べれるのは、この呉出身の禹長春のおかげであるという情報を知っておけば、韓国に行ったときとか、あるいは韓国の方が来られたとき話が弾むのではないかと思います。
それだけではありませんで、この方の、禹長春のお嬢さんがauの会長、京セラの会長、KDDIの会長、JALの社長の今奥さんになっておられまして、そういったことを思えば、例えばそういった携帯電話を持っておりましたら、呉出身の禹長春の娘さんがここに嫁いでいるんだとか、そういった面でいろんな交流ができるのではないかと思われます。
ですから、できればここから要望なんですが、来年度研究とか、市民に広報する場があれば交流が深まると思うので、ぜひよろしくお願いしたいと思うんですが、コメントがなければ次に行きます。
平成22年予算委員会
市史編さん費 P161 1200万円
質問 韓国では知らない人はいないと言われる禹さんという方がおられまして、何とこの方は呉市の出身であります。この方のお嬢さんが携帯電話会社の社長の奥様でいらっしゃいますが、こういった情報を市民が知っていると韓国の方と会話が弾むんですが、このような呉市の情報を開示してはどうでしょうか。
津田産業部主幹 ただいまの御質問いただきました禹さんですけれども、この方は韓国農業の父と言われております。この方については、平成14年に呉市制100周年記念で出しました「呉の歴史」の中で御紹介しているところです。いうことで、読んでいただければ、この方のことは知っていただけるかと思うんですが、今後もそういう機会があれば取り上げていきたいと思っております。
岡崎委員 ぜひ呉市の歴史の授業で教えるべきと思います。禹長春は、日本の種と中国の種をかけ合わせて、韓半島で種が自給自足できるようにしました。今、キムチが普通に食べられるのは、呉市出身の禹さんのおかげであります。このことを市民が知っておれば、韓国に行ったときに会話が弾むと思われます。「キムチの禹長春は、ウリ、私のまち出身ヘヨ」と言える。もし三津田高校の出身なら、「禹さんは私の先輩イムニダ」と、こう会話が弾むのではないかと思います。
ちなみに禹さんのお嬢さんの嫁ぎ先は、auの会長、京セラの会長、KDDIの会長、今、JALの社長の奥さんです。おじいちゃんの墓が神応院にあるんですが、ぜひ墓参りの際は阿賀マリノを見ていただいて、auでも京セラでもいいんですが、ぜひ工場誘致のセールスをしたいなと思います。ぜひこういった市民に情報提供をすれば、いろいろなアイデアが今後出ると思います。
平成20年予算委員会 P167
市史編さん費
質問 韓国では知らない人がいないと言われる禹(ウ)さんと言う人がおられ、なんと呉市の出身だ。この方のお嬢さんが携帯電話会社社長の奥様だ。(auです)こういう情報を市民が知っていると韓国の方と会話が弾む。情報開示してはどうか。
答弁 韓国近代農業の父と言われたウ・ジャンチュン(禹長春)は明治31年に呉で生まれ、三津田高校を出て、東京農業工業大学を卒業した。その後韓国へ呼ばれ、今ではキムチの父と言われているように韓国に大根と白菜を普及した方である。H14年の呉市史の中で紹介している。
質問 兎さんは韓国で白菜と大根が自給自足出来るようにした。今、白菜キムチが食べられるようになったのは呉出身の方のおかげである。
※禹長春の父親、禹範善(ウ・ボムソン)は日清戦争後、韓半島が日本につくかロシアにつくかを韓民族が分かれているとき、韓半島丸ごとロシアに売ろうとしていた王妃を暗殺し、ロシア化を防いだ人間です。韓半島がロシア領になれば、日本もロシアに占領されていたと思われます。日本が独立国でなければ、アジア・アフリカは植民地のままだったかもわかりません。
禹範善は世界を変えた人間です。禹範善の墓は神応院にあります。
NHKは王妃の暗殺は日本軍がやったという事実と違う番組を放送しました。
日本軍は暗殺という卑怯な方法はとらないと思います。暗殺するぐらいなら、正面攻撃をし、玉砕の道を選ぶでしょう。