ワーケーション




令和2年9月一般質問
1.ワーケーションについて
(1)他市の状況
(2)呉市で取り組んではどうか


1.ワーケーションについて
***(1)他市の状況
【壇上質問】私は岡ア源太烽ナございます。
1720年ペスト、1820年コレラ、1920年スペイン風邪、2020年コロナと人類は100年ごとに疫病を経験し、そのたびに生活が変わりました。今回の武漢発コロナでは、働き方が変わりました。会社に行かなくても仕事ができる。会議室に行かなくても会議ができるようになりました。
 ここで、地方では観光地で仕事をするワークとバケーションを合わせたワーケーションが注目されています。呉市は「ワーケーション自治体協議会」に入っております。他市の状況を教えて下さい。

【答弁】議員ご案内のとおり,旅行や働き方の新しいスタイルとして,リゾー卜地や温泉地などで余暇を楽しみながら,リモートワークで仕事をする『ワーケーション』が,注目を集めております。
 このワーケーションに先駆的に取り組んでいる和歌山県,長野県が中心となり,令和元年11月に設立されたのが,ワーケーション自冶体協議会でございまして,呉市も設立当初から参加し,取組事例などの情報収集を行っております。
 他市の取組状況でございます。
 県内では、呉市と同じくワーケーション自治体協議会に参加しております福山市は,昨年度,首都圏在住者が,一定期間,福山市内に滞在し.ワーケーションを体験するモデル事業を実施しております。今年度は,受け入れるホテルや旅館の登録制度を設け,全国に広くPRするなどの取り組みを進めていると伺っております。
 このほか,県外の事例ではございますが.民間の施設を利用してワーケーションを実施した人や企業に対して一定額を助成する取組なども行われております。

***(2)呉市で取り組んではどうか
【質問】江田島市は能美市民センター別館をサテライトオフィスにして民間企業を誘致しました。さらに国のコロナ補助金5200万円を利用して環境整備し、拡大する案があります。呉市でワーケーションに取り組んではいかがでしょうか。

【答弁】 呉市は,倉橋島や安芸灘諸島などの島しよ部をはじめとした瀬戸内海の美しい自然や.温暖な気候を有する地域であるとともに,市内には医療機関や商業施設などの,一定の都市機能も備わっており.『ワーケーション』候補地としての要素を,十分に備えていると考えております。
 また,現在リモートワークに欠かすことのできない光通信回線の整備を,令和3年度末を目標に進めており,令和4年度には島しょ部をはじめ,市内のほぼ全域で,都会と変わらない高速な通信環境が整います。
 この機会を逃すことなく,ワーケーションの先進事例について広く研究し,呉ならではの,都市と自然が近接した環境を生かしたワーケーションを,多くの方に体験してもらえるよう,前向きに検討して参ります。

【提案】倉橋元支所をサテライトオフィスにすれば、温泉とプール付きで、ビーチの松林で仕事ができます。呉市は最高の場所です。よろしくお願いします。