焼山地区総合病院
平成18年決算委員会
☆ベット数
質問 人口4万人の焼山地区に総合病院がない。救急車で53分かかったことがあります。病院ができないのは呉市のベット数が基準ベット数を超えているから。
平成15年に調べたら94床余っていた。
平成18年度既存病床数はどうだったか。
答弁
質問 心臓が止まったら8分以内に救命措置をしないと、生存率は急激に低下する。救命救急施設を誘致するためにはまずベット数が鍵となる。
まとまってベット数が確保できる時期は限られている。
よく把握していてもらいたい。
平成15年6月定例会
焼山地区総合病院
◆岡崎源太朗議員 次に、焼山地区総合病院の可能性についてお尋ねします。
人口4万人の焼山地区に総合病院がないのは、呉二次保健医療圏のベット数制限がその理由の一つとして考えられ、ベット数の慢性的な不足から新たな病院建設ができなかったからです。このたび、平成14年3月の医療圏見直しと病院の廃業により、現在94床のベット数の余裕が考えられていますが、これを焼山に振り向け、総合病院を建設する可能性はどうかお伺いします。
◎福祉保健部長(松田敏彦) それでは、私は、4項目めの焼山地区にいわゆる総合的な病院ができないかといった御質問にお答えをいたします。
昨年3月に公示されました広島県保健医療計画におきまして圏域の見直しがあり、呉圏域の2次保健医療圏の基準病床数に対する既存病床数は、今まで過剰であったものが不足となり、病院の増床等が可能となりました。それに加えまして、病院の廃止もあり、合計94床の不足病床が生じたものでございます。この不足病床の効果的な活用につきましては、県の定めた病床整備基準により、救急医療機関からの受け入れ病床が不足しているところで、しかもリハビリテーション設備が充実し、診療所との連携が図れるところという3つの基準を満たす医療機関に病床を充て、在宅医療の推進を図っていることになっておりますので、既に県の呉地域保健対策協議会で協議され調整をされたところでございます。
したがいまして、議員御質問の焼山地区における病院の開設は現段階では困難な状況でありますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げま
◆岡崎源太朗議員 焼山地区総合病院についてですが、今後は5年後に広島県保健医療計画の見直しされることが考えられますが、ぜひとも総合的な病院の開設が実現できますよう、計画づくりに反映していただくよう、これも要望します。
参考 焼山に総合病院ができなかったのはベット数に枠があり、今までは全く不足していて、病院建設そのものができなかったからです。今回、竹原が呉医療圏からはずれ、突然余裕がでました。
5年後、10年後にベット数の見直しがありますが、これだけのベット数の確保は困難です。心臓停止、呼吸停止の場合、8分以内に救命措置をしなければなりません。救急車で53分かかったことがあります。焼山に総合病院あるいは緊急病院は必要です。
平成12年度決算委員会
焼山地区総合病院
質問 焼山地区には総合病院がない。そのため救急車で病院まで53分かかったことがあるそうだ。焼山住民の生命を考えると焼山に総合病院が必要だと思うが、推進する考えはないか。
答弁 呉市は二次医療圏に属しており、ベット数制限がある。土地を用意し、病院を移転する方法もあるが、困難である。
再質問 県に尋ねたが、病院の一部か全部の移転あるいは国の事業なら可能だそうだ。病院の一部を焼山に移転する。あるいは防衛庁地区病院、警察病院、逓信病院といった国の施設なら可能なのではないか。
答弁 防衛庁が基地内に病院を建てることは聞いている。しかし、ベット数制限に従うのが望ましい。
要望 防衛庁はFバースに50床の病院を建てる。国の施設なら建設が可能だ。大阪には大阪けいさつ病院があって地域の中核病院になっている。焼山住民が安心して暮らせる施設の検討を要望する。