吉浦橋上駅








平成26年度予算委員会
平成12年度の予算で海上自衛隊吉浦注油所と吉浦駅南をつなぐ道路の調査費400万円が一旦計上されましたが、吉浦駅橋上構想が浮上したために調査費は流れて、橋上駅構想のために吉浦駅前警察署が少し移転したと記憶しているんですが、間違いないでしょうか。

◎河下交通政策課長 吉浦駅の橋上化についてでございます。これまで周辺道路を含めて、駅のあり方について検討をしてまいりました。その中でJRとの協議の中で、5カ所の踏切のうち3カ所の踏切を廃止することを求められております。また、歩行者の安全確保の整備の必要性、また高額の費用が必要ということもございまして、早急に整備することはできない状況はございます。現在、吉浦駅につきましては、JRとバリアフリー対応について考えております。

◎種村都市部長 今、委員のほうから橋上化に伴って交番が移転という御趣旨の御質問があったかと思いますけれど、私が聞いておりますのは、交番の移転は駅前の駐輪場を整備するに当たりまして、今向かって西側には大きなものがあるんですが、東がなかったことから、そちらに駐輪場を整備することで県と話をしまして、交番をより広島寄りに移動させ、その後に駐輪場を整備したという経緯であると私は承知しております。

◆岡崎委員 確かに、踏切がなくなりますと困る方もいらっしゃいます。ただ、今線路によりまして、南側のほうの住宅地と北側のほうの商店街が若干分断されておることもございますので、できたらこの橋上駅で結ぶことができましたら、お互いが幸せになるのではないかと思いますが、ぜひ住民の意見を酌みながら、いろいろ計画をいただきたいと思います。



平成13年9月定例会
◆(岡崎源太朗議員) 最後に天応、吉浦駅についてお尋ねします。
 北海道が今日のように発展した陰には、赤字路線と言われながらも鉄道駅を残してきたことにあります。駅を廃止していれば、蝦夷のままだったかもわかりません。小笠原市政になって駅の新築と整備が急速に進んでおります。広新駅も決定しました。開発は西から進みます。ポートピア駅、かるが浜駅と新築され、ここから広に移り、広駅周辺整備と阿賀駅整備、広新駅新築へと進んでおります。今後川尻町、安浦町と合併が進めば視線が東に移っていくのではないでしょうか。ここで取り残された天応駅と吉浦駅について質問します。
 どちらの駅も車での送り迎えでは困難を極めます。特に吉浦駅は駅南に交通量の少ない幅広い道路がありながら送迎には使えません。ここで質問しますが、両駅の周辺整備はどのようなお考えを持っておられるでしょうか。吉浦駅は自由通路が取り付けられないものか質問します。
 質問は以上です。御清聴ありがとうございました。(拍手)


◎都市交通推進室長(岡島正男) 私の方からは4番目の吉浦駅、天応駅の周辺整備の見通しについてお答えをさせていただきます。
 まず吉浦駅周辺の現状を申し上げますと、JR呉線とこれを沿うように国道31号が東西に走っておりまして、これらが地域を南北に分断する都市形態となっている状況でございます。南側は近年自衛隊の宿舎を初め住宅、マンションなどが建設されております。また北側につきましては、住宅や商店街が広がっている現状でございます。このような状況の中、吉浦駅は地域における重要な拠点でありまして、結節点ともなっておりますが、駅前広場は手狭で高低差があり、非常に不便なものとなっているところでございます。また南側のアクセスにつきましても、踏切を横断せざるを得ないというふうな状況がございまして、安全上の問題も指摘されているところでございます。
 本市といたしましても自由通路の整備を含め、駅を中心に南北一体にした整備が必要と考えておりまして、現在JR西日本と協議を進めているところでございます。その内容としましては、駐輪場や道路整備を含めて周辺整備について協議を進めているところでございます。なお今年度市が取得しております駅の前でございますが、清算事業団用地について交番の移転用地及び駐輪場の整備を予定しているところでございます。
 次に、天応駅でございますが、天応駅は国道からも線路を隔てた位置にありまして、駅前も手狭で利用については非常に不便な状況となっております。この駅につきましても、議員御指摘の点を踏まえまして、今後JR西日本と積極的に協議を進めてまいりたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。