令和7年12月一般質問
1.みなとオアシスについて 港湾振興課
(1)宝町地区の港湾計画
(2)宝町地区でのみなとオアシスの可能性
2.一人暮らしでも安全・安心なまちづくりについて 消防警防課
(1)マイナ救急の経過
(2)緊急連絡カードの活用
ア 自宅からの救急搬送時に緊急連絡カードの有効性 消防警防課
イ メディカルデータの入った緊急連絡カードの作成 高齢者支援課
(3)緊急通報装置の利用状況 高齢者支援課
(4)外出時の緊急通報 高齢者支援課
ア 外出時の緊急通報の方法
イ 民間の緊急通報と連携してはどうか 高齢者支援課
(5)行方不明者の捜索 消防警防課
3.呉市の森林について 農林水産課
(1)呉市の森林の現状と豊かな山の育成
(2)広葉樹の植樹
質問文全文
1.みなとオアシスについて
2.一人暮らしでも安全・安心なまちづくりについて 消防警防課
(1)マイナ救急の経過
【質問】救急で病院に運ばれたときに、検査が始まりますが、注意しなければならないことがあります。例えば、ボルト・金属板・ペースメーカーが体の中にあると、MRIの電磁誘導で熱を持ちます。体に金属があるとMRIは悪影響を及ぼすことがあります。砲弾の破片が体内に残っている方もひょっとしたらおられるかもしれません。ここで、搬送時に体に金属があるというメディカル情報がわかれば救急車到着前に病院に連絡でき、金属に注意した検査治療が行われると思われます。
12月2日から保険証がマイナンバーカードに変わりました。マイナンバーカードからはメディカル情報が取り出せます。
質問 ここで質問します。10月1日からマイナ救急が始まりましたが、マイナ救急の運用状況はどうでしょうか。 問題点はありませんか。
【答弁】 マイナ救急とは,救急隊がマイナ保険証の医療情報を閲覧し,円滑な救急搬送につなげることを目的とした事業で,10月1日から市内全ての救急隊において運用を開始しています。運用開始から11月末までの間,1,419件の救急搬送があり,そのうち146件でマイナ救急を実施しております。円滑に運用を開始できており,現在のところ大きな問題は生じていませんが,マイナ救急の実施率が約10%にとどまっている点は,今後の課題であると捉えています。
令和6年度に国が実施したマイナ救急の実証事業においては,マイナ救急が実施できなかった理由の約88%が「マイナンバーカードの不所持」や「マイナ保険証の未登録」となっています。そうした中,12月2日から健康保険証がマイナ保険証へ移行したことに伴い,今後マイナ保険証の利用率の増加が見込まれることから,マイナ救急実施率も増加につながるものと期待しているところでございます。また,消防局といたしましても,マイナ救急促進のため,健康保険証のマイナンバーカードへの紐付けや常時所持していただけるよう,引き続き,広報に取り組んでまいります。
【提案】せっかくマイナンバーカードを所有していても、メディカルデータアクセス可能としていないと、せっかくの情報が生かせません。
ご答弁の通り円滑な治療のためにはマイナンバーカードと健康保険証のひも付けが大事です。消防局だけではなく、市民生活課と福祉保健部にもマイナンバーカードに健康保険証の紐づけを広報と啓発のほどよろしくお願いいたします。
(2)緊急連絡カードの活用
(3)緊急通報装置の利用状況
【質問】呉市では,体の状態に不安をかかえる65歳以上の一人暮らし等に対し,消防局へ直接通報する緊急通報装置を給付し,急病などの緊急時に対応しておられると思いますが,その利用状況と広報はどのようになっているのか伺います。
【答弁】本市では,固定電話回線のある65歳以上の一人暮らしの人等を対象に,申請に基づき緊急通報装置の給付を行っております。
利用状況ですが,令和6年度末時点の稼働台数は505台で,通報件数は376件となっています。そのうち消防局の出動件数は88件でした。
広報ですが,高齢者福祉サービスガイド「おとしよりの便利帳」に詳しく記載し,民生委員に配布するほか,高齢者支援課や各市民センター,高齢者の相談窓口である高齢者相談室(地域包括支援センター)等に常備し,市民からの相談に対応しています。また,呉市ホームページへの掲載による周知も行っています。
【提案】室内で脚立から転落して腰を打って立ち上がれなくなった方がおられました。玄関の靴箱の上に固定電話があったためにSOSが発信できない方がいらっしゃいました。内臓が痛みを発すると立ち上がれないことがあります。緊急通報装置を設置するときは立ち上がれなく、這ってでも操作できる高さに設置するようご指導ご説明をお願いいたします。
(4)外出時の緊急通報
(5)行方不明者の捜索
3.呉市の森林について