平成21年6月代表質問
1.
西瀬戸三海道について
(1)江田島市から尾道市までの海道
2.
近代化遺産を活用した観光振興について
(1)海軍施設
(2)
名水
3.乳幼児保育について
(1)
家庭保育に現金給付の可能性
(2)
乳幼児医療費助成制度の自己負担
4.
家庭介護に現金給付の可能性について
5.学校教育について
(1)
言葉の教育
(2)
人格完成の教育
6.任期満了を控えた市長の決意について
【質問答弁文】
6.任期満了を控えた市長の決意について
小村市長の次期出馬とその並々ならぬ決意については、昨日二人の同僚議員の質問にお答えいただいてきましたが、私からも気づきを述べさせていただき、1点、お伺いいたします。
市長当選後、初登庁の時、多くの職員が玄関ロビーでお迎えのため集まっておりました。そこに1台のタクシーが横付けしました。なんと空気を読まないタクシーなのだろうと思いましたが、タクシーから降りられたのは、なんと小村市長でした。
経費削減のためなるべくタクシーで通勤される。この姿勢は今も変わっておりません。
この節約される努力は大きな成果を生みました。
私が議員になった平成12年の市債は759億円、翌年は830億円、その翌年は921億円と毎年100億円づつ増え続け、平成17年には1450億円と、平成12年の約2倍に増えました。
しかし、小村市長市長就任後は市債が例年通り100億円づつ増えるのではなく、逆に市債を毎年20億円程度減らしています。
このことから小村市長の市役所の経済効果は3年半で400億円と言えるのではないでしょうか。また、3年連続して借金が減ったのは呉市の歴史始まって以来です。
破産という最悪の事態は回避されました。今後どのように呉市を牽引されるのか市長の決意をお伺いします。
質問は以上です。ご静聴ありがとうございました。
6 任期満了を控えた市長の決意について
「任期満了を控えた市長の決意について」という御質問にお答えいたします前に,これまでの私の市政運営に対する評価と,2期目に向けての応援メッセージをいただきましたことに,心から御礼申し上げます。
私は,呉市が将来にわたり発展していくために,次世代に問題を先送りすることがないよう,先ずは,まちづくりのための基盤を整備し,次いで,「活力あふれるち“くれ”」の実現に向けた施策を展開していくべきである,という想いを持って,市長に就任いたしました。
この3年半を振り返ってみますと,財政集中改革宣言と,それに続く3つのプログラムの実行により,財政の健全化を中心とした基盤づくりを,着実に進めていくことができたと思っております。
こうした状況を踏まえますと,これからは「活力あふれるまち“くれ”」の実現に向けて大きく舵を切る段階にきているものと思っております。
市長就任前から,応援団として,呉を外から見つめ続けてきた私にとりまして,呉市は,豊かな自然・文化と共に,都市基盤が整った都市でございました。
この思いは,市長に就任してからも変わることなく,より一層,呉の持つ都市としての力を実感しているところでございます。
今後は,道州制への移行時には,州都機能の一翼を担う都市として発展していくための施策を推進し,より一層,市民が安心・安全に暮らせる成熟した都市として,発展させて参りたいと思っております。
その進路の決定に当たりましては,国のマニュアルどおりではなく,呉市の特色を活かした,自主的で自立したまちづくりを進めていく必要があると考えております。
私といたしましては,市民の皆様の御支援を頂くことができましたなら,これまで積み上げてきたものを基盤に,呉市が将来に向かって,さらに発展していくよう,引き続き,大任を果たして参りたいと思っているところでございます。
再々質問
ここで市長にお願いがあります。
生まれた子供は母親がだっこで育てられるように、年をとっても家族と余生を過ごすことができるようにしてください。
そうすれば、たとえ貧乏で死んでも天国に行けます。
核兵器を減らすより、核家族を減らす政策をしてください。
血の通った行政より、愛の通った行政にしてください。
以上ですべての質問を終わります。誠にありがとうございました。